Profile島の猫
島の散歩


きれいなサイトシーンと、そこに生きるたくましい猫たち。
いつのころか、瀬戸の島に旅歩くようになった。

きれいなサイトシーンと温かい人たち。

銀色の瀬戸の海。『ぽっぽっぽっ』と船が走り、のんびりした空気がただよう。

瀬戸の島にはたくさんの島がある。その様相は島ごとにちょっとづつ違う。
潮の香りと魚の香り、古い時代を思わせる墨焼壁の家々、のんびりとした港、ぽかぽか陽気に照らされているお地蔵様に、島々に沈む夕日のシーン。どのシーンも、旅人の心を和ませてくれる。

そんな環境にいる島の人は温かくてやさしい。
すれ違う時にかわす挨拶だけでなく、気軽に話しかけてくれて、困った時には助けてくれる。
一度、売店も自動販売機もない島で、冬の寒さに途方にくれていた時、郵便局長さんの下宿にお邪魔したこともあった。
身も知らない旅人に、親切にしてくれる温い心は、島の人ならではだと思う。

  宮島
たまたま行った厳島神社。
ドラマチックな結婚式をしていた。

倉橋島
銀色の瀬戸の海。ただただのんびりと。


猫がいっぱい。

そんな瀬戸の島には猫が多い。
のんびりした環境と、魚がとれるから、猫には住みやすい環境だ。
海辺の猫や、集落の木陰で寝そべっている猫、屋根の上で寝ている猫と、島のあちらこちらで猫を見かける。
だけど、島の猫たちはたくましく生きている。いくらのどかな環境だといっても、自分で餌をとり生きていかなければいけないのだから、やっぱり島の猫が生きていくことは厳しい。
魚や猫マンマをおがめる猫たちもいれば、テトラポットに隠れ、海辺の残飯を探してる猫たちもいるし、何日もご飯にありつけない猫だっている。決して楽じゃない。

春先と秋、たくさんの子猫が生まれる。
生まれた子猫たちは、数ヶ月もすれば人の前に顔を出す。やせ細った子猫たちもいて、この冬を越せるんだろうか?心配してしまう。だけど、なにもすることできないから、「来年も来るから頑張れよって」思って、島を後にするのだ。

  青島の猫
桟橋おりて、すぐ猫にかこまれた。

情島の猫
タヌキと猫がエサをとりあっていた。
タヌキ狩りでタヌキが処分されたときは
ちょっとショックだったぁ。

端島の猫
相撲をしたり、ジャンプしたりと
パフォーマンスがすごかった。

祝島の猫
景観のきれいな練壁の家の集落を、
猫が走り回っていた。

これから...。


まだまだいったことのない島はたくさんある。どんな島のシーンと猫がいるんだろうって気持ちは膨らむ。これからも、いろんな島に行ってみたいし、一度行った島も、また、あの猫い逢いたいと思い、また島に行きたいと思う。

瀬戸の島じま   

サイトマップ


瀬戸内、能美島に生れる。島で生まれ育ち、島とのかかわりは深い。
海辺が好きで、少し変わった写真を撮るのが好き。20代初めから水中写真も始め、「やすらぎ」をテーマに国内外を問わず、いろいろな島を求め写真を撮り続けている。
雑誌の掲載活動のほか、ニッコール大賞をはじめ、多数の賞を受賞する。
著書:『おきなわの離島 島の散歩』新日本出版社
   :『瀬戸の島じま 島の猫』ネコ・パブリッシング


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