
猫について、まとめ。
■猫について 猫の定義を把握しよう。大辞泉 によると、猫とは以下のようなものだ。
1 食肉目ネコ科の哺乳類。体はしなやかで、足裏に肉球があり、爪を鞘に収めることができる。口のまわりや目の上に長いひげがあり、感覚器として重要。
舌はとげ状の突起で覆われ、ざらつく。夜行性で、目に反射板状の構造をもち、光って見える。瞳孔は暗所で円形に開き、明所で細く狭くなる。単独で暮らす。
家猫はネズミ駆除のためリビアヤマネコやヨーロッパヤマネコなどから馴化(じゅんか)されたもの。起源はエジプト王朝時代にさかのぼり、さまざまな品種がある。
日本ネコは中国から渡来したといわれ、毛色により烏猫・虎猫・三毛猫・斑(ぶち)猫などという。ネコ科にはヤマネコ・トラ・ヒョウ・ライオン・チーターなども含まれる。

猫は中国から渡来した。人間と一緒。
■猫の寿命 猫の寿命は10年〜18年。
ただし飼い猫の場合で、島猫、野良猫の寿命は短い。5年も生きればいいほうじゃないだろうか。
■猫の年齢
人間にたとえると、1年数ヶ月で20才、その後1年ごとに4歳の年をとる。
つまり5年たった猫であれば、人間にたとえると40歳くらいの猫である。
ちなみに犬は、1年で18歳、その後1年ごとに4歳の年をとる。
■猫と犬の数。数が多いのはどっち?
ペットショップでいうと、ペットフード、ペット用品が犬のものが多く、売場面積も広い。またペット自体も犬がほとんどをしめ、売っている猫は少ない。
これだけだと、犬のほうが圧倒てきに多いように思けど、猫は買うのではなく、野良やもらったりすることがおおいからだと思う。
逆に、 野良犬をそのままペットにするということはなく、ペットショップの売り上げだけから犬と猫の数の比較はできない。
実際の日本全体の統計では、犬は約1000万匹、猫は約800万匹。犬のほうが少し多い。
では猫好きの人と、犬好きの人はどちらが多いかというと、更に微妙なことなのかもしれない。

犬と猫。猫よ、頑張れ!
■日本猫の特徴
外来種も多いけど、我々が目にするのに一番多いのは日本猫(雑種)
独特な進化をとげた日本猫には以下の特徴がある。
・顔は鼻筋が通ってる。
・耳の毛は短い。
・全身の毛は長くない
・尾は短いものや細いものがある。先だけ曲がっていたり、複雑に曲がっていたりする。
・色わけが複雑(三毛猫、ブチ猫、サビ猫など)
上記の特徴から、外国の人からみれば日本猫はたいへん興味深い猫である。
島の猫の種類はこちら→■猫の種類

日本猫の代表三毛猫。独特な進化を遂げた。
■猫の目
猫の目の光彩は、明るいところでは、細くなり、暗い場所では大きくまん丸になる。
島猫は明るいところでしかみないので、まん丸目はあまりお目にかかれない。
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